スマートフォンはどちらを使う?シェア率の違いや両者の長短

世界で見たシェア率

「iPhone派か? Android派か?」という質問に対してどう答えるのかは、世界全体で見た場合と日本国内に限って見た場合では異なります。まず日本国内に限ったシェア率では、apple社製のiPhoneの方が圧倒的にユーザーが多い傾向にあります。2020年1月の国内シェア率データでは、iPhoneが約66%、androidが約34%という結果が出ています。機種の製造からOSの制御まで、すべてをapple社が担っているという特徴が、日本人をiPhoneの虜にする一因だという見方もされています。

これに対して世界全体でシェア率を見てみると、iPhoneユーザーは約25%、androidユーザーが約74%というデータが挙げられています。日本という制限を取り払えばシェア率が逆転しており、androidを使用するユーザーが多くを占めていることがわかります。2019年時点ではAndroidのシェア率が少ない傾向が顕著に見られる国が日本であり、逆に高い傾向のある国がインドとなっています。国ごとによってスマートフォンに求める長所やメーカーの重視、クオリティへのこだわりと言った、ユーザーの傾向が大きく異なっているのです。